さらば節約だけの人生、私とお金の共働きで生活が豊かになる家族、子供との時間も大切にして心も豊かになる、みんなで不安のない幸せな人生を作っていきたい主婦リリナのお金投資について話していきます。本日話していくテーマが「親の新NISAをどういう風に投資していくのか」です。私の親と話をしたので、その運用方針についてお話ししようと思います。
ちなみに、うちの両親は60代です。母親は働いていなくて専業主婦、父親は60歳で1度定年退職をして同じ会社で再雇用で働いています。2023年までの運用状況をまずお伝えします。
目次2023年までの運用状況
母親名義では積み立てNISAでオールカントリーを毎月3万円投資しています。父親名義では一般NISAでオールカントリーを毎月2万円、S&P500を毎月3万円投資してきました。この運用を続けている結果、両親の資産は増えている状態です。
新NISAが2024年から始まります。この新しい制度により投資できる金額が大幅にアップします。しかし、両親と話し合った結果、投資額の増額はしないで、現行の毎月8万円を維持することに決まりました。父親は再雇用で働いていますが、2025年に完全退職予定です。その後の投資についても話し合いました。
2025年の退職後の投資方針
父親が退職後は、毎月の収入がなくなるため、投資は継続しないということになりました。しかし、退職金が入る見込みなので、それをどうするかについてはまだ具体的な計画を立てていません。必要な分を売却して現金化し、外壁の塗り替えや玄関のドア取り替えなどの家のリフォームに充てる予定です。
両親の投資実績と今後の見込み
現状、母親名義の積み立てNISAの投資元金は約92万円で、運用益が約30万円増えています。父親名義も同様に利益を出しています。今後の見込みについて、母親名義は毎月3万円の積み立てを24ヶ月続け、年利4%で運用できた場合、約2.8万円の利益が見込まれます。父親名義では毎月5万円の投資を24ヶ月続けて、年利4%で運用できた場合、約4.7万円の利益が見込まれます。
新NISAにおける選択肢
新NISAの成長投資枠を使って配当金銘柄に切り替えるか、引き続き投資信託で運用するかの2つの選択肢があります。最終的には、投資信託を積み立てて運用し、必要になったら毎年4%を切り崩して使う方針に決まりました。
ほったらかし運用の選択理由
両親は投資に対して非常に興味があるわけではなく、運用実績も私と一緒に確認する程度です。そのため、ほったらかし運用が最適だと判断しました。配当金銘柄に切り替えると、銘柄選定や購入タイミングの決断が増え、両親にとっては負担が大きくなるためです。
銘柄選定とリスク管理
銘柄については、今までと同じく母親名義はオールカントリーを毎月3万円、父親名義はオールカントリーを毎月2万円、S&P500を毎月3万円という設定を継続します。リスクを減らすためには債券入りの投資信託も選択肢に入りますが、両親は運用状況を頻繁に確認しないため、値動きのリスクを取ることにしました。
4%ルールの適用
毎年4%を切り崩すという方法を採用します。これは、資産の4%未満を切り崩しても、30年以上経過しても資産が尽きる確率が非常に低いというものです。この方法を使って、両親の資産を長期にわたって管理していく予定です。
楽天証券での売却設定の自動化
楽天証券では定率指定売却設定が可能ですが、現在は毎月の設定しかできません。将来的には年に1回の定率売却設定ができるようになると、完全に自動化できるので期待しています。
4%ルールのシミュレーション
過去の実績と未来の運用を考慮したシミュレーションを行いました。母親名義では年間約7万円、父親名義では年間約11万円を切り崩すことで資産が減らないと見込んでいます。ただし、運用成績により切り崩し金額は変動します。
親の資産運用に対する私の役割
親世代が投資について相談できる相手が少ない中で、私が頼りにされることは非常に嬉しいです。親孝行としても、父親の定年後の生活をサポートできるように、投資の知識を生かしていきたいと思っています。
関連する質問と回答
Q1: 新NISAとは何ですか?
A1: 新NISAは2024年から始まる新しい制度で、現行のNISAと比べて投資できる金額が大幅に増加します。これにより、より多くの資金を非課税で運用することが可能になります。
Q2: 4%ルールとは何ですか?
A2: 4%ルールは、毎年資産の4%未満を切り崩しても30年以上資産が尽きる確率が非常に低いという考え方です。この方法を使って長期的に資産を運用しながら生活費を賄うことができます。
Q3: 配当金銘柄に切り替えるメリットは何ですか?
A3: 配当金銘柄に切り替えると、定期的に配当金を受け取ることができるため、安定した収入源となります。ただし、銘柄選定や購入タイミングの決断が必要になるため、投資初心者には負担が大きいかもしれません。
Q4: 債券入りの投資信託を選ぶメリットは何ですか?
A4: 債券入りの投資信託は、値動きのリスクが比較的低いため、安定した運用が期待できます。特にリスクを嫌う投資家にとっては安心感があります。
Q5: 楽天証券での売却設定の自動化とはどういう意味ですか?
A5: 楽天証券では、定率指定で売却設定を行うことができ、これにより自動的に資産を売却して現金化することが可能です。現在は毎月の設定しかできませんが、将来的には年に1回の定率売却設定ができるようになると、さらに便利になります。