子育てに奮闘しながらコツコツ資産運用している主婦リリナのお金や投資の話、SNSの裏側について話していきます。
本日は「積み立てNISAでメンテナンスすることがあるか」について話したいと思います。基本的には、積み立てNISAはiDeCoのようにスイッチングを行うことが難しいため、メンテナンスをすることはほとんどありません。使い始めたらコツコツ積み立てを続けるものです。しかし、あえてメンテナンスとして話すとしたら、以下の3つが考えられます。
1. 銘柄が自分に合っているのか再確認する
2. 複数銘柄を選んでいる場合、目指しているバランスが崩れたら投資金額を変更する
3. 増額をする
この3つについて詳しく話していきます。
目次銘柄が自分に合っているのか再確認する
積み立てNISAを始める際に選んだ銘柄が、自分のリスク許容度に合っているのかを定期的に確認することが重要です。例えば、スリム米国株式という銘柄を選んでいる場合、この投資信託は米国の500社に分散投資できるものですが、米国に集中投資しているとも言えます。他の投資信託と比べるとリスクが高めになるため、米国株への集中投資が自分に合っているのか、他の国への分散投資も検討したほうが良いのかを見直す必要があります。
また、投資に慣れてきたタイミングで、現在選んでいる銘柄が本当に自分にとって最適かどうかを再評価することも大切です。リスク許容度や投資目標が変わった場合、それに応じて銘柄を変更することも検討すべきです。
複数銘柄を選んでいる場合、目指しているバランスが崩れたら投資金額を変更する
複数の銘柄を選んでいる場合、目指しているバランスが崩れたら投資金額を調整することが必要です。例えば、米国に50%、新興国に50%という比率で運用したいと考えていた場合、米国の株価が上昇して米国が80%、新興国が20%になってしまうことがあります。このようにバランスが崩れた場合、毎月の積み立て金額を変更する必要があります。
具体的には、米国の投資金額を減らし、新興国の投資金額を増やすことで、目指している比率に近づけることができます。この調整作業は大変ですが、長期的な運用成果を安定させるためには欠かせないステップです。
増額をする
毎月の積み立て金額を増やすことも、積み立てNISAのメンテナンスの一環として考えられます。例えば、毎月3000円や5000円といった金額で積み立てている場合、満額の積み立てNISAを利用していないことになります。この場合、増額を検討するのも良いでしょう。
積み立てNISAの毎月の上限金額は3万3333円で、年間の投資上限は40万円です。増額設定を利用することで、この上限を使い切ることができます。家計の予算と相談しながら、毎月の積み立て金額を増やしたり、増額設定を使ってできる範囲での投資を行うことが重要です。
積み立てNISAの特徴と制約
積み立てNISAにはいくつかの特徴と制約があります。まず、売却しても枠が復活しないため、スイッチングやリバランスが難しい点です。スイッチングとは、資産残高の運用商品の割合を変更することです。例えば、米国100%で運用していたものを米国80%、日本20%に変更することを指します。
リバランスとは、当初決めていた掛金の配分割合に戻すことです。例えば、米国80%、日本20%で運用したいと考えていたが、株価の変動により米国90%、日本10%になってしまった場合、元々の運用目標の割合に戻すことをリバランスと言います。
積み立てNISAでは、売却しても枠が復活しないため、投資金額を微調整してリバランスを行うしか方法がありません。
私の資産運用の実例
私自身、積み立てNISAで米国60%、先進国20%、新興国20%という割合で毎月積み立てを行っています。しかし、正直なところ、リバランスまではできていません。理由は、積み立てNISAだけでなく、個別株で米国株や日本株も保有しているためです。
積み立てNISAだけでなく、総資産の運用全体で見ると、米国の個別株が多いので、米国への比重が高くなっています。そのため、積み立てNISAで新興国や先進国だけに投資する方が良いのではと考えることもあります。
新しいNISAが来年から始まるため、特定口座で保有している投資信託を売却し、バランスを取った運用を目指したいと考えています。
新しいNISAのメリット
新しいNISAでは、売却した分の枠が復活するため、リバランスがしやすくなります。例えば、米国70%、日本30%の割合で投資をしている場合、米国が多くなりすぎたらその分を売却し、売却した資金を日本株への投資に回すことができます。
自分の運用目標に合わせてリバランスを行うことが可能になるため、運用が非常にしやすくなると期待しています。来年から始まる新しいNISAを利用して、より効率的に資産運用を行っていきたいと思います。
関連する質問と回答
1. 積み立てNISAとiDeCoの違いは何ですか?
積み立てNISAは、年間40万円の非課税枠があり、最長20年間の非課税期間がある投資制度です。一方、iDeCoは個人型確定拠出年金で、老後資金を積み立てるための制度です。iDeCoは60歳まで引き出せませんが、積み立てNISAはいつでも引き出し可能です。
2. 積み立てNISAでのスイッチングはどうして難しいのでしょうか?
積み立てNISAでは、売却しても非課税枠が復活しないため、スイッチング(運用商品の割合変更)が難しいです。そのため、リバランスや投資金額の調整を行う必要があります。
3. 積み立てNISAを始めるために必要な初期投資額は?
積み立てNISAは少額から始めることができます。多くの証券会社では、月額100円からの積み立てが可能です。初期投資額は自分の予算に合わせて設定できます。
4. 積み立てNISAのリバランスをどのくらいの頻度で行うべきですか?
リバランスの頻度は投資方針や市場状況によりますが、一年に一回程度が推奨されます。市場の大きな変動がある場合は、適宜リバランスを検討することも重要です。
5. 新しいNISAの主な変更点は何ですか?
新しいNISAでは、売却した分の非課税枠が復活する点が大きな変更点です。これにより、リバランスがしやすくなり、より柔軟な資産運用が可能になります。また、年間の非課税投資枠が増えることも期待されています。
以上が、積み立てNISAのメンテナンスについての私の考えと関連する質問への回答です。引き続き、資産運用に関する情報をお届けしていきますので、ぜひチャンネル登録といいねをお願いします。公式LINEでは、積み立てNISA完全攻略ガイドのPDFも無料で配布していますので、ぜひご利用ください。では、また次回の動画でお会いしましょう。