日本株と米国株の個別銘柄へ投資しています。今回は2021年の1年間でもらった配当金について話していきます。最初にちょっと軽く配当金投資について説明すると、配当金投資とは、日本株や米国株で配当金を出している銘柄を保有することで配当金をもらうことができます。お金が働いて得られる不労所得的な感じのものです。それでは1年間の配当金合計額、いくら投資しての配当金なのか、どんな銘柄で2021年の振り返りをしていきます。是非最後まで見ていってください。
では、まずは日本株の配当金投資の結果から話します。
目次日本株の配当金投資の結果
日本株の配当金投資の結果について、2021年の1年間のデータを基に振り返ります。配当金目的で保有している日本株の投資額は419万1,713円で、配当金が20万7,483円、配当利回りは4.4%でした。これらの配当金額は全て税引き前の金額です。
私自身、配当金目的で保有している株と値上がり目的で保有している株がありますが、ここでは配当金目的で保有している銘柄に焦点を当てます。具体的には、SBI証券で保有している銘柄と、にをモバイル証券で保有している銘柄の二つに分けて説明します。
SBI証券での日本株ポートフォリオ
SBI証券で保有している配当金目的の日本株についてです。2021年に購入した銘柄としては、スタジオアリス100株とビッグカメラ100株(夫婦で8株ずつ)があります。これらの銘柄は配当金だけでなく株主優待ももらえるので、配当でも優待でも美味しいという感じです。
他の銘柄に関しては、ほとんどが2018年に私が投資を始めたばかりの時に購入したものです。2020年のコロナショック時にかなり含み損になったものの、焦らず売却せずに保有を続けていた結果、現在は含み益も出ており、配当ももらえて順調です。長期で保有していて良かったと感じています。
にをモバイル証券での日本株ポートフォリオ
次に、にをモバイル証券で保有している配当金目的の日本株についてです。こちらでは、連続増配銘柄を中心に一株ずつ少額で購入しています。ただし、今まであまりポートフォリオを見直してこなかったため、保有銘柄や投資金額にバラつきがあります。今年はしっかりとポートフォリオを組み直して、取得額の合計が5万円や10万円になるように調整していく予定です。
現時点での含み益は7.5万円ほどです。日本株の配当金目的で保有している銘柄は、株価が下落しているものの、含み益を維持できているものばかりであるため、配当金目的での保有を続ける方針です。
米国株の配当金投資の結果
次に米国株について話していきます。配当金目的で保有している米国株の投資額は196万2,250円で、配当金が5万4,006円、配当利回りは2.78%でした。こちらも税引き前の金額です。
ポートフォリオには11銘柄が含まれています。エクソンモービルに関しては、配当金目的で保有していたため、株価が上がり過ぎたことで売却を勧められても放置していた結果、含み益率が65%になっています。株価が過熱している状態なので、いつか下がるかもしれませんが、配当金目的で保有しているため、現時点では売却せずに保有を続ける予定です。
配当金目的で保有している銘柄以外にも、値上がり目的で保有している銘柄が多くあります。2021年は配当金目的での銘柄を増やすよりも、値上がり目的での銘柄を買い足すことが多かったため、株価下落によりダメージを受けています。
ポートフォリオの見直しと今後の方針
現在のポートフォリオの見直しを進めています。特に値上がり目的で保有している銘柄については、目的を再確認し、業種に偏りがないかを確認しています。含み損が出ている今こそ、自分の投資方針を見直す良い機会だと感じています。
2021年の配当金投資の総まとめをすると、日本株と米国株合わせて投資額が690万3,963円で、配当金が27万2,817円、配当利回りが3.94%でした。1年間で約27万円の配当金をもらえたことになりますが、税引き前の金額なので、実際の手取りは約20万円です。
配当金目標と必要投資額
私自身の投資目標として、毎月5万円の配当金をもらえるようになりたいと考えています。配当利回りが高い銘柄を保有すれば、必要な投資額は少なくて済みますが、配当利回りが高い銘柄は株価が下がっていることが多いため、リスクも高いです。
現状の配当利回りは3.94%で、毎月5万円の配当金を目指すには、約1,500万円の投資が必要です。31歳の私としては、焦らずにじっくりと投資額を積み上げていき、いつか毎月5万円の配当金をもらえるようになりたいという夢を持っています。
2021年の振り返りと2022年の方針
2021年は配当株よりも値上がり目的の銘柄に多く投資していました。しかし、含み損が出ている銘柄もあり、今こそ自分の投資方針を見直す時期だと感じています。今年はキャピタルゲインとインカムゲインのバランスを考え、ポートフォリオをしっかりと組んでいくつもりです。
安定成長株で基盤を作り、プラスアルファでテーマ株を加えるような形で投資を進めていきたいと考えています。2021年の失敗を教訓にして、2022年はより慎重に投資を行い、長期的な視点でポートフォリオを構築していきます。
関連する質問と回答
1. 配当金投資のメリットは何ですか?
配当金投資のメリットは、不労所得を得られる点です。株式を保有することで、配当金という形で定期的に収入を得ることができます。特に、安定した配当を継続して支払っている企業に投資することで、長期的な収入源を確保することができます。
2. 日本株と米国株の配当金投資で異なる点は何ですか?
日本株と米国株の配当金投資で異なる点は、配当利回りや税制、企業文化などです。一般的に、米国株の方が配当利回りが高い傾向があります。また、米国株の配当は源泉徴収があるため、税制面でも違いがあります。さらに、米国企業は配当金を重視する文化があり、連続増配を行う企業が多い点も特徴です。
3. 配当利回りが高い銘柄を選ぶ際の注意点は何ですか?
配当利回りが高い銘柄を選ぶ際の注意点は、配当利回りが高い理由を確認することです。高配当利回りは株価が下落していることが原因である場合が多く、その場合、企業の業績や財務状況が悪化している可能性があります。配当利回りだけでなく、企業の健全性や成長性も考慮することが重要です。
4. 長期投資と短期投資の違いは何ですか?
長期投資と短期投資の違いは、投資期間と目的です。長期投資は数年から数十年のスパンで行い、企業の成長や配当を期待して保有します。一方、短期投資は数日から数ヶ月のスパンで行い、株価の変動を利用して利益を得ることを目的とします。長期投資はリスクが低く、安定した収益を期待できますが、短期投資は高リスク・高リターンの可能性があります。
5. 配当金投資のリスクを軽減する方法は何ですか?
配当金投資のリスクを軽減する方法は、分散投資を行うことです。複数の銘柄に投資することで、一つの銘柄に依存するリスクを減らすことができます。また、業種や地域も分散することで、経済状況や市場の変動に対するリスクを分散することができます。さらに、企業の財務状況や業績を定期的にチェックし、問題が発生した場合には早めに対応することも重要です。