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【2024年版】主婦が実践する子どものための投資術3選: 児童手当と新NISAの活用法公開

節約だけの人生にサヨナラを告げ、お金の友となって生活が豊かになる方法をお届けします。家族や子供との時間を大切にしながら、心も豊かになる主婦リーナの投資についてお話しします。今回は、私たちの家庭で実際に行っている子供のお金の運用について詳しくご紹介します。

前提として、我が家には3歳の息子が1人います。2人目が欲しいと思っているものの、現在はそのような状況ではなく、息子も不妊治療でやっと授かった子なので、2人目が厳しいかもしれないと考えています。ですので、3歳の息子が1人いる家庭という前提でお話を進めていきます。

我が家の子供のお金運用の方法は以下の3つです:
1. ジュニアNISA
2. 新NISA
3. 子供名義の証券口座

それでは、具体的に一つずつ説明していきます。

ジュニアNISAの活用

ジュニアNISA(未成年者向けの少額非課税投資制度)は現在新規の投資元金を受け付けていませんが、既に始めていた場合は子供が18歳になるまで運用を続けられます。我が家では息子が生まれた時からジュニアNISAを利用しており、2年分の投資元金を入れることができました。現在の運用状況は、投資元金24万円に対して損益はプラス143円、合計で48万円となっています。

ジュニアNISAの目的は主に教育費として使うことを考えていますが、大きな教育費が必要になった場合にはまとめて現金化する必要があります。もし他の運用で教育費を賄える状態になれば、ジュニアNISAの資産は息子が18歳になった時にそのまま引き継いでもらおうと考えています。18歳になった際には、ジュニアNISAで運用していたものが特定口座に移管されるので、そのまま運用を続けるのか、売却して息子の新NISAで運用するのか、現金化して使うのかは息子に委ねたいと思っています。

新NISAの活用

新NISAは18歳以上でないと利用できないため、現時点では息子は利用できません。我が家では親名義の新NISAで教育費を運用しています。子供の教育費として新NISAを利用したい場合は、名義ごとに目的を分けるなどの方法があります。例えば、母親名義の新NISAを教育費に、父親名義の新NISAを老後資金にといった具合です。

また、投資信託の銘柄によって目的を分けることもできます。例えば、オールカントリーは子供の教育費、S&P500は自分たちの老後資金といった具合です。我が家では明確に教育費はこれといった形ではなく、教育費が必要になった時に新NISAで運用しているオールカントリーを売却してお金を使おうと考えています。

補足として、ジュニアNISAよりも新NISAを優先して使う理由としては、新NISAは売却したら翌年枠が復活するため、増やしながら使うことができるからです。ジュニアNISAはできれば息子に引き継ぐ選択ができたらと考えています。

子供名義の証券口座の活用

我が家では3歳の息子名義で2つの証券口座を利用しています。一つ目がSBI証券、二つ目がPayPay証券です。未成年の口座は親名義の口座があれば開設することができます。

SBI証券ではジュニアNISAと特定口座で日本株を保有しています。特定口座で保有している銘柄はヒューリック、ビッグカメラ、オリエンタルランドの3つです。ヒューリックは株主優待と配当がもらえるため、長期保有を目的に息子名義で購入しました。ビッグカメラも株主優待があるため、息子が大きくなったら優待を使わせてみたいと考えています。オリエンタルランドはディズニーの優待チケットがもらえるため、息子が6歳になった時にプレゼントしたいと思っています。

PayPay証券では息子の児童手当を運用しています。PayPay証券の特徴として、株を1000円から金額指定で買うことができるので、児童手当が入金された時に3万円は投資信託のオールカントリーを購入し、残りの3万円は息子が選んだ企業へ1000円ずつ投資しています。これによって、将来的な金融教育にもつながればいいなと考えています。

金融教育の重要性

息子がまだ3歳で投資について理解できる年齢ではありませんが、成長していく中で投資が身近なものだと感じてもらえるように心がけています。例えば、コカコーラやAppleといった銘柄に投資することで、身近な企業への関心を持ってもらいたいと考えています。

息子が小学校高学年になった頃には、お小遣いを使うお金、貯めるお金、増やすお金、ありがとうのお金に分類し、増やすお金として投資を自分の意思で行えるようになることを目指しています。金融教育を通じて、自分で選択し、意思決定する力を身につけてもらいたいという思いがあります。

投資の実践的な体験

息子が選んだ銘柄に投資することで、実際に投資の結果を体験してもらうことを目指しています。プラスになった銘柄もあれば、元本割れしている銘柄もありますが、これを通じて投資のリスクとリターンを学んでもらいたいと考えています。

親のサポートと成長に合わせた教育

息子が投資に興味を持たない場合は、その意見を尊重し、親が運用しておいて後で引き継ぐという方法も考えています。金融教育は息子の成長に合わせて行うことが重要だと思っています。

多様性と自己選択の時代

今の時代は多様性が求められる時代です。正解が一つではなく、自分で選び取る力が必要です。息子が大人になる約20年後には、個人でなんとかしなければならない時代が来るかもしれません。投資を通じて、自分で選択し、生きる力をつけてもらえるように金融教育を行っています。

まとめ

今回の話をまとめると、我が家では新NISAを「使う」、ジュニアNISAを「使う&増やす」、特定口座を「金融教育&増やす」という使い分けをしています。子供の金融教育をなるべくつながる形で運用したいという気持ちが強いです。銀行にお金を預けてもなかなか増えない今の時代、投資を通じて選択する力をつけてもらえるように心がけています。

関連する質問と回答

1. ジュニアNISAはどのくらいの資金を投入すべきですか?

ジュニアNISAの年間投資枠は80万円です。家計の余裕や投資の目的に応じて、無理のない範囲で資金を投入することが重要です。

2. 新NISAを子供の教育費に使う場合、どの銘柄を選ぶべきですか?

教育費としての運用には、リスクを分散できるインデックスファンドやバランスファンドがおすすめです。具体的には、全世界株式やS&P500などが選ばれることが多いです。

3. 子供名義の証券口座はどの証券会社がおすすめですか?

SBI証券やPayPay証券など、未成年者向けの口座が開設できる証券会社がおすすめです。特にPayPay証券は少額から投資ができるため、金融教育に適しています。

4. 子供に投資の重要性をどのように伝えるべきですか?

身近な企業や商品に関連する銘柄に投資することで、投資が生活に関わっていることを実感してもらうことが有効です。また、投資の結果を見せて実際に体験させることも重要です。

5. 投資に興味を持たない子供にはどう対応すべきですか?

子供の意見を尊重し、無理に投資をさせないことが大切です。興味を持たない場合は、親が運用を続け、大人になってから引き継ぐ方法もあります。息子の成長や興味に合わせて柔軟に対応することが重要です。