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【2024年版】主婦が3年投資してみた!つみたてNISAのデメリット7選

投資初心者の私ですが、3年間積立NISAを続けてきて感じたことをシェアします。今回は積立NISAのデメリットについて詳しく話していきます。是非最後までご覧ください。それではスタートです。

投資だからマイナスになるリスクがある

積立NISAは投資なので、元本保証がありません。つまり、投資した金額が減ってしまう可能性があります。しかし、積立NISAはドルコスト平均法を活用しているため、一時的にマイナスになったとしても長期間にわたって積み立てることでリスクを分散することができます。

まず、投資の基本はリスクを理解することです。元本割れは避けられないリスクの一つですが、長期的に見ると市場は成長傾向にあります。したがって、一時的な下落はむしろ購入チャンスと捉えることもできます。

投資できる商品が限られる

積立NISAでは、対象となる商品が限られています。具体的には、約150種類の投資信託やETFの中から選ぶことができますが、個別株は購入できません。このため、商品選択の自由度が低くなるというデメリットがあります。

ただし、これにはポジティブな側面もあります。金融庁の基準をクリアした商品だけが対象となるため、安全性が比較的高い商品が多いです。個別株に比べてリスクが低く、初心者でも安心して投資を始めることができます。

積み立てしかできない

積立NISAは毎月一定額を積み立てる形式をとっています。つまり、株価が暴落したときに一度に多くの口数を購入する「スポット購入」はできません。毎月33,333円を上限に積み立てるしかないため、柔軟な投資ができないというデメリットがあります。

しかし、この定額購入はドルコスト平均法の利点を最大限に活かす方法です。価格が高いときには少なく、価格が安いときには多くの口数を買うことで、平均購入価格を平準化することができます。これにより、長期的な視点で投資を続けることが容易になります。

売却した非課税枠の再利用はできない

積立NISAでは、一度売却した場合、その年の非課税枠を再利用することができません。例えば、20万円分を購入し、その後20万円を売却したとしても、その年の非課税枠は20万円のままです。売却したからといって40万円に戻るわけではありません。

このため、短期売買には向いていない制度です。しかし、長期投資を前提として設計された制度であるため、商品を頻繁に入れ替える必要はありません。もしも積み立て中の商品を変えたい場合は、売却せずに新たに別の商品を購入することで対応できます。

非課税枠の繰り越しができない

積立NISAでは、毎年40万円が非課税投資枠の上限です。もしその年に40万円全てを投資しなかった場合、余った枠を翌年に繰り越すことはできません。例えば、2021年に10万円のみ投資した場合、残りの30万円は翌年には持ち越せず、再び40万円の枠が設定されます。

このため、なるべく非課税枠を無駄なく使うことが望ましいです。積立額は年の途中で増額することも可能なので、計画的に利用することが重要です。

所得控除には使えない

積立NISAは所得控除の対象にはなりません。同じく積立投資ができる「iDeCo(個人型確定拠出年金)」は所得控除に使えるため、所得税や住民税が軽減されるメリットがあります。しかし、積立NISAはこの点では劣ります。

所得控除がないため、手取りが増えることはありませんが、それでも利益が非課税であるという大きなメリットがあります。iDeCoとは異なる目的で利用することが重要です。

損益通算ができない

損益通算とは、他の投資で得た利益から損失を差し引いて税金を減らすことができる仕組みです。しかし、積立NISAでは損益通算ができません。例えば、値下がりしている状態で売却し損失が出た場合、その損失を他の利益と相殺することはできません。

このため、積立NISAは短期売買には向いていません。長期的な視点で投資し、値下がりしても慌てずに回復を待つことが求められます。

まとめ

積立NISAのデメリットをまとめると、以下のようになります。

1. マイナスになるリスクがある
2. 投資できる商品が限られる
3. 積み立てしかできない
4. 売却した非課税枠の再利用ができない
5. 非課税枠の繰り越しができない
6. 所得控除に使えない
7. 損益通算できない

これらのデメリットは、ある意味では長期投資に向けたメリットとも言えます。3年間積立NISAを続けてきて感じたことは、最初に設定さえしてしまえば後は自動的に毎月積み立てられていくので、手間なく投資ができるという点です。元本割れのリスクが気になる方も多いかと思いますが、私自身の経験では長期的に見るとプラスになることが多いです。

関連する質問と回答

Q1: 積立NISAとiDeCoの違いは何ですか?

A1: 積立NISAは非課税で投資利益を得ることができる制度で、年間の投資上限は40万円です。一方、iDeCoは所得控除が受けられる個人型確定拠出年金で、税制上の優遇が大きいですが、60歳まで引き出すことができません。

Q2: 積立NISAを始めるのにおすすめの商品はありますか?

A2: 初心者には、分散投資ができるインデックスファンドがおすすめです。例えば、全世界株式や米国株式に連動するファンドは長期的に安定したリターンが期待できます。

Q3: 積立NISAの非課税期間はどれくらいですか?

A3: 積立NISAの非課税期間は20年間です。この期間内に得た利益は全て非課税となります。

Q4: 積立NISAの口座を開設するにはどうすれば良いですか?

A4: 証券会社や銀行で口座開設が可能です。必要な書類(身分証明書やマイナンバーなど)を準備し、オンラインで手続きを進めることが一般的です。

Q5: 積立NISAを途中でやめることはできますか?

A5: 積立NISAは途中でやめることができます。しかし、非課税枠の再利用ができないため、慎重に判断することが重要です。