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【注意】LINE証券撤退の放置は危険!対策方法を解説

知識ゼロから家計管理と投資で資産3000万円にした主婦です。子育てに奮闘しながらコツコツ資産運用している私が、お金と投資のことについて話していきます。本日話していくテーマは、LINE証券が証券事業から撤退することが決まったということで、その内容や今後の対策について解説していきます。

LINE証券が証券事業から撤退することが決まり、野村證券に移管されるそうです。1株取引や現物取引に関しては7月中旬頃に買い付けを終了して、売却は2024年中に終了予定です。株の売却や他の証券会社への移管手続きを希望する場合は、LINE証券での取り扱い終了までに手続きを行う必要があります。もし手続きをしないでそのまま保有していると、野村證券へ移管されますが、野村證券の手数料が割高になるため注意が必要です。

ここでは、LINE証券撤退に伴う具体的な対応策と、私自身の今後の方針について詳しく説明していきます。

LINE証券の撤退とその影響

LINE証券が撤退することが決まり、野村證券に移管されることが発表されました。1株取引や現物取引は7月中旬に買い付けを終了し、売却は2024年中に終了予定です。このため、今年中にLINE証券で持っている株を売却するか、他の証券会社へ移管手続きを行う必要があります。

今後の選択肢

ここでは、LINE証券の撤退に伴う今後の選択肢について考えてみましょう。

1. 今売却する

今売却する場合、売却時にはスプレッドコストという手数料がかかりますが、利益が出ているうちに売りたいと考える方や、8月まで待つと忘れそうな方には、今売却して現金化するのも一つの選択肢です。

2. 8月以降に売却または他の証券会社へ移管する

8月以降には、売却時のスプレッドコストや他の証券会社への移管手数料が無料になる予定です。これにより、負担が軽減されるため、8月以降に売却して現金化するか、他の証券会社へ移管するのが良いでしょう。他の証券会社への移管を希望する場合、1株で株を保有できる証券会社を選ぶ必要があります。例えば、SBI証券のS株や楽天証券の株ミニなどが候補となります。

3. 継続保有して野村證券に移管する

野村證券に移管する選択肢もありますが、売却手数料が高くなるため、基本的には売却して現金化するか、他の証券会社へ移管する方が良いでしょう。野村證券の売却手数料は約定金額かける1.1%、最低手数料は550円となっています。

気になる疑問点

ここでは、LINE証券の撤退に伴う気になる疑問点について解説します。

1. LINE証券の口座を解約・閉鎖した後に配当金が入ったらどうなるのか

LINE証券の口座閉鎖の手続きは、申し込み月から起算して5ヶ月後に完了します。申し込み受付後に配当金の入金があった場合には、登録していた出金先金融機関に振り込みされます。口座閉鎖後は取引報告書などの電子交付された書面を閲覧できないため、あらかじめ自身で保存しておく必要があります。

2. 継続保有を保つための方法

株主番号は商店会社をまたいで同じ銘柄を保有していた場合でも同じ番号が割り振られます。継続保有を希望する場合は、別の証券会社で同じ銘柄を先に購入し、その後LINE証券で保有している分を全て売却することで同じ株主番号を引き継ぎ、継続保有を維持することができます。

私の今後のLINE証券の方針

私自身、LINE証券ではソフトバンクグループと清水建設の2銘柄を保有していました。以下に私の今後の方針を示します。

1. ソフトバンクグループの利益確定売却

ソフトバンクグループについては、既に利益確定で売却しました。8月まで待てば売却時のスプレッドコストの手数料が無料になったのですが、値動きが激しいため、利益が出ているうちに売却することにしました。

2. 清水建設の売却予定

清水建設については、8月以降に売却する予定です。証券会社への移管手続きが簡単であればSBI証券に移管するかもしれませんが、書類手続きが面倒であれば損切りして売却することも考えています。

LINE証券の撤退についての私の思い

LINE証券の撤退を知り、懐かしさがこみ上げてきました。2年前にLINE証券が無料で株をプレゼントするキャンペーンを行っていたことを思い出しました。このキャンペーンをきっかけに、個別株を持つ大きなきっかけを得た人は多いでしょう。

株をもらってそのまま保有し、株主になる経験をしたことは、私にとって大きな財産となりました。配当金を受け取ったり、株価の値動きを体験したりすることで、長期目線での資産運用に一歩踏み出すことができました。

LINE証券が事業として撤退することは残念ですが、世の中全体で見ると非常に大きな功績を残したと思います。今後も他の証券会社で同様のキャンペーンが行われ、多くの人が株を持つ経験をすることを期待しています。

関連する質問と回答

Q1. LINE証券の撤退に伴う手数料の無料化は具体的にいつからですか?

A1. 2023年8月頃より、1株取引の売却時のスプレッドコストおよび取引所の売却時の手数料が無料化される予定です。また、株や投資信託の他の証券会社への移管手数料も無料化される予定です。

Q2. 野村證券に移管された場合の手数料はどれくらいかかりますか?

A2. 野村證券での売却手数料は、約定金額の1.1%で、最低手数料が550円となります。野村證券は手数料が割高であるため、他の選択肢を検討することが推奨されます。

Q3. LINE証券の口座を閉鎖した後に配当金が入った場合の手続きはどうなりますか?

A3. LINE証券の口座閉鎖手続きは、申し込み月から起算して5ヶ月後に完了します。配当金が入った場合は、登録していた出金先金融機関に振り込みされます。ただし、閉鎖後は取引報告書などの電子交付書面を閲覧できないため、事前に保存しておくことが必要です。

Q4. 継続保有を希望する場合の具体的な手続き方法は?

A4. 継続保有を希望する場合、別の証券会社で同じ銘柄を先に購入し、その後LINE証券で保有している分を全て売却することで、同じ株主番号を引き継ぐことができます。これにより、継続保有の年数を維持することが可能です。

Q5. LINE証券の撤退後、他の証券会社に移管する際の手続きは簡単ですか?

A5. 他の証券会社に移管する際の手続きは、書類に記入して提出する必要がある場合が多いため、やや手間がかかることがあります。手続きの詳細については、各証券会社の指示に従って行う必要があります。